はり灸 一香堂より

ごあいさつ

私の人生での最初の鍼は生まれて間もない時期。

母はなかなかお乳を飲まない赤ん坊の私をおぶって、ご近所の方に教えてもらった鍼の先生のところへ電車・バスを乗り継ぎ、遠くまで通ったそうです。

その時何故か、母が医者ではなく「鍼」に連れて行ったことに、今の私は因果を感じてしまいます。

 

私の記憶の中の、初鍼は5〜6才のとき。

当時存命だった祖母には行きつけの鍼の先生がいて、一緒に付いていくことが度々ありました。

ある日先生に「鍼打ってあげようか?」と聞かれ、初めて鍼をしてもらいました。頭だったので、きっと百会でしょう。それは不思議な感覚でした。

鍼灸は「腰痛や肩こりのときのもの」と思われがちですが、鍼灸の適用症状は幅広いです。それは、からだ・心を一体として観る東洋医学が基になっているからです。

​また、赤ちゃんからお年寄まであらゆる年代の方に、鍼灸はおすすめです。

 

ある症状や病いが我が身に起こったとき、突然に降って湧いたかのように感じ、焦りうろたえ、それらを「厄介者」「邪魔者」扱いしてしまいます(当然ではありますが…)。

そこで思い出したいのは、症状や病いは大切なメッセージ、ということ。からだが何かを訴えたくて、症状・病いという形で表現をしているのです。

そのメッセージを聞いたなら、私たちはからだに、何らかの返事(response)をする必要があります。例えば、休養という形で、養生という形で、治療という形で。「鍼灸を受ける」のも返事の一つです。

私たちがからだに返事をすると、からだも応えてくれます。からだからの新たな応えを受けて、私たちもまた返事をする。そんなやりとりの積み重ねが、健やかなからだを作っていきます。

 

あなたのいのちの底力を上げていく鍼灸を提供できるよう、日々精進しております。

施術者紹介

山口 香  Kaori Yamaguchi

●はり師・きゅう師  ●タオパッチ®️アプリケーター  ●ITEC認定アロマセラピスト 

ボッダー式MLDセラピー1修了 

神奈川県小田原市生まれ。1967年生。かに座。16歳まで自分はO型だと思っていたA型。

​神奈川県立外語短期大学英語科卒業。東洋鍼灸専門学校鍼灸科卒業。

日本の証券会社に数年勤務ののち、某外資系企業に20数年間勤務。日本及び韓国の営業・顧客サポート業務、グループ会社のアジア顧客の請求回収業務を担当。

2006年から6年間、大田区のデイケアセンター利用者(認知症の方含む)にアロマセラピーを提供。3.11震災・原発事故の避難者サポートイベントのアロマボランティア参加。

1999年薬疹の高熱で人生初の入院をきっかけに、精神的・身体的セラピーを通した自己の修養に目覚める。当初は西洋の手法に偏っていたが、3.11と自身のPTSD(震災によるものではない)が転機となり、なんとなく諦めていた鍼の世界に方向転換。断食や坐禅を始めるようになった。

現在は臨床歴51年の齋藤鳳観先生が会長を務める​、古典鍼灸「青鳳会」で学んでいます。

個人ブログでは、鍼灸以外のこともいろいろ書いています。

 
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